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2009年秋からスタートしたブログです。
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 前々から興味のあったのぼうの城という映画を観ました。まぁ、ストーリーは、例によって、ムービーウォーカーから抜粋します。

  戦国末期。天下統一を目前に控えた豊臣秀吉(市村正親)は、最後の敵、北条家に大群を投じていた。周囲を湖で囲まれ“浮き城”の異名を持ち、人々が平穏に暮らす“忍城”に対し、秀吉は2万の軍勢で落とすよう、寵愛の家臣・石田三成(上地雄輔)に命じる。忍城の侍たちに緊張が走る中、農民や子供たちと楽しそうに戯れる侍、成田長親(野村萬斎)がいた。城主・成田氏長(西村雅彦)の従弟で、智も仁も勇もないが人気だけはある不思議な男。領民からは“でくのぼう”を意味する“のぼう様”の愛称で呼ばれ、皆に慕われていた。そんな長親に密かに想いを寄せる城主の娘、甲斐姫(榮倉奈々)。長親の幼馴染で歴戦の強者、丹波(佐藤浩市)。その丹波をライバル視する豪傑・豪腕の和泉(山口智充)。戦の経験は無いが“軍略の天才”を自称する靭負(成宮寛貴)。緊迫する仲間たちを前に、長親は呑気なことを言って皆を唖然とさせるが、ある日、天下軍が遂に忍城を包囲する。成田氏長は「秀吉軍とは一戦も交えずに速やかに開城せよ」との言葉を残し、長親に城を任せ、既に小田原に向かっていた。忍城の500人の軍勢では2万の大軍相手に戦っても勝ち目はない。やむなく開城することを決意する長親たちだったが、天下軍の威を借り、なめきった態度を取る長束正家(平岳大)と対面した長親は、一転戦うことを決意。長親のその強い決意に導かれるように、丹波をはじめとする武将たちや普段から長親を慕う百姓たちも立ち上がる。それは、戦によって名を挙げることに闘志を燃やす三成の思う壺であったが、秀吉に三成を支えるよう命を受けた盟友・大谷吉継(山田孝之)だけは、忍城軍のあり得ない士気の高さに警戒心を抱く。忍城軍は襲いくる大軍を前に、農民や老兵までが侍に劣らぬ活躍を見せ、地の利を生かし、騎馬鉄砲や火攻めなど多彩な戦術で天下軍を退けていく。想像を超える忍城軍の奮闘ぶりに三成は、城の周辺に巨大な人工の堤を築き、それを決壊させる“水攻め”を決断。濁流が流れ出し、領民たちは高台にある忍城本丸に必死に逃げ込む。このままでは本丸が沈むのも時間の問題。だが、忍城軍が絶望に包まれる中、長親はただ一人で武器も持たずに小舟で三成が築いた堤へと向かっていくのだった……。

 …という感じ。史実をベースにしているのですが、そこは映画。実話でホントにあったわけではなさそうなエンターテイメント色も強く描かれているように見受けられますが、でも、なんか、おもしろかった。歴女ならずとも、歴史に詳しくない人でも、たぶん、純粋に楽しめると思うよ。ただ、歴史的な背景を見ると、石田三成は、あまり古くからの家臣には好かれていなかったというのと、三成可愛さに、武功を挙げさせようとした秀吉の甘さもあったのかな…とは思いつつも、長親は、やっぱり民衆に好かれていたというのがあったんだろうな…とは思います。三成の指揮と他の武将達とのことは映画ではあまり触れていませんが…。 歴史なので、戦の結果は覆せないわけですが、まぁ、それは仕方ないことですが、ハリウッド映画のようにスカッと勝利とはいかないものの、娯楽として楽しめば、十分楽しめると思います。結構、上映時間は長めなので、腰を据えて見ましょう。


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