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予告編を観た時から気になっていたのと、吉岡里帆様が可愛いので観たいと思っていた、見えない目撃者を観ました。
この映画、韓国映画であったもののリメイクなんですか? まぁ韓国映画の方は知らないので、初見として楽しみました。
PG15作品で、猟奇殺人を扱っているので、ちょっと目をそむけたくなる描写もあったのですが、なかなか見応えのある作品でした。
<!-- ここからネタバレあり -->
オープニングでは、吉岡里帆様演じるなつきが警察学校で柔術や銃を扱うシーンがあって、おそらく優秀な成績で卒業されたのだろうな…というシーンがあって、その後いきなり交通事故を起こして、弟と視力を失う…というシーンが…。
その後、たまたま女性が誘拐された車に遭遇…、その現場を通りがかった高校生と共に事件を追う…。
最初になつきが気付いた女性は助かったのですが、それまでの犠牲者が多すぎるよね…。あと、来年の春に定年というような人は、死亡フラグが立ってるんですかね…。
犯人がわかってから、犯人との対峙はハラハラしましたね。とくにシーンとして物音をたてずにに犯人がなつきに忍び足で近寄っていくシーンは、まさに息を呑むというか、ここでくしゃみや席なんてしたら大ひんしゅくだろうな…というシーンは緊張の絶頂かな?
最初の警察学校のシーンは、犯人との対決の布石だったんですね…。
<!-- ここまでネタバレあり -->
本当に、オイラ、映画の魅力などを伝えるのが下手ですね。まぁ、観られて良かったと思えた一作です。
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消費税増税を前にして一部の映画館では一般料金が 1,800円だったのがすでに 1,900円になっていますね。映画も高くなったなぁ…。そんな中、シネマイレージカード会員なので、TOHOシネマズで映画を観ると、火曜日なら 1,400円で映画鑑賞できるので、TOHOシネマズで何か観ようと思って、アド・アストラを観ることにしました。
この映画、予告編を観た時から、そんなに興味を惹かれたわけではないのですが、なんとなーく宇宙が好きなオイラとしては、どうしても観たいわけでもないけれど、機会があれば観たいかな…、という程度に思っていた作品ですが…。
演技が凄いとか、壮大な世界だとか、いろいろ評価の高いコメントを見ていたのですが、オイラの観た感想では、つまらないという言葉は使いたくないけれど、なんと申しましょうか…。まぁ、たしかに海王星を目指す際、木星や土星などを通過するのですが、壮大な世界観というのも演技が素晴らしいというのも、一応は納得するし、素晴らしい映画ではあるのでしょう。でも、でもですね。なんていうのか、起伏が無いというのか、淡々と流れ過ぎというか、もうちょっとド派手なアクションがあるとか、爆発寸前のギリギリまで脱出できるのか、というハラハラドキドキな展開なんかがほとんどないんですよね。父親と息子の愛情と葛藤みたいなものに、もっと感動できるのかもしれませんが、オイラには父子のやりとりも、なんかダルいというか、感動もなにも感じないという、オイラが病んでいるのかな? それでも最後まで観たし、高評価はできないけれど、そこまで低評価でもないように感じるのは、やっぱりブラットピット様の演技力なのでしょうか?
それでも、今日観た映画なのに、最後のシーンが、「あれ? エンドロール前の最後の映像って、どんなだっけ?」と、もう忘れているという…。まぁ、宇宙好きだから、それなりに良かった映画に思えるけれど…。う~ん…。
なんていうか宇宙に出たときの主人公の言動や考えを見ていると、お国の違いというか文化や宗教や倫理観の違いで、オイラが淡々としか感じないのかもしれないという気もしました。
アメリカ映画に対する偏見かもしれませんが、オイラのように、もっとド派手なアクションがあるとか、なんだかんだいっても正義というか家族愛で最後は勝つ! みたいな単純な考えで期待していると、肩透かしを食わされた感覚になってしまう映画だと思います。トホホ…。
以前、大阪ステーションシネマでローマの休日を観た時、予告を見て気になっていた引っ越し大名を観ました。
おもしろかった。なんでも実話に基づいたコメディーだそうです。高畑充希様が可愛かったな。そして星野源様、オイラは箱入り息子の恋と逃げるは恥だが役に立つを見ましたが、星野源様の出演されてるものですが、オイラは童貞役ばっかり見てますね…。
大阪ステーションシネマで行われている午前十時の映画祭で、現在ローマの休日が上映されているんですよね。オイラ、前回か前々回の午前十時の映画祭でも、オードリー・ヘプバーン様が出演されていたティファニーで朝食をを鑑賞しました。やっぱり素敵ですね、オードリー・ヘプバーン様。その以前スクリーンでティファニーで朝食をを観たときに、オードリー・ヘプバーン様が出演されている映画ではローマの休日を観たいと書きましたが、ようやく念願が叶ったというところですね。
なんといってもカラーではないというところに時代というか歴史を感じますね。いまの技術力を持ってすれば、この作品に色を当てはめることも可能かもしれませんが、それは興味がありつつも、作品の歴史的価値を考えればしてほしくない行為なのかもしれませんね。
オイラは、もう 50歳が見えてきた年齢ですが、このローマの休日、真実の口のシーンやバイクで二人乗りをしているシーンなど一部あまりにも有名なシーンはテレビやネットや紙面で何度も観たことがあるものの、ストーリーはほとんど知らないんですよね。なので、自分の想像では王妃が休日のときにお忍びで出歩いていた時に、ひょんなことから新聞記者と出会って行動を共にして、最後は二人が結ばれるのかな…、と勝手にストーリーを妄想していたのですが、随分違いました。あまりにも有名な作品で、寧ろこの作品に興味があるのに観たこともなくストーリーを知らないというオイラのような奴が稀 ( まれ ) だとは思うのですが、もしかしたらオイラのように、オードリー・ヘプバーン様の代表作と言って過言ではないこの作品が、午前十時の映画祭で上映されると知って、スクリーンで見るのを楽しみにしてる方が、うっかりこのブログに迷いこんでしまったことを考えて、例によってネタバレに繋がるストーリーをあまり書かないようにしておきますが…。
ほぼ無名だったオードリー・ヘプバーン様の名を世界的大スターとして知らしめたこのローマの休日は、やっぱりオードリー・ヘプバーン様の魅力が一番の映画の魅力になっていると思いました。まぁ、オイラが単にオードリー・ヘプバーン様好きだから贔屓目も大きいのかもしれませんが…。王族と一般人が恋に落ちるというストーリーは多々あるのですが、もしかしたらこの映画の影響で、後にそういう作品が多く出たのかもしれませんね。そのへんはよくわかりませんが…。
しかし、この映画、テレビスタサイズっていうんですか? 以前アナログ放送だった頃の 4対 3の画像サイズみたいですね。映画も昔はワイドサイズじゃなかったってことかな? 1953年の作品 ( 日本では 1954年に公開されたそうです ) ですから、半世紀以上も前の作品なんですね。いまの映画と比べると派手さもないし単調なつくりに見えるのは技術や道具の進化などの影響なので仕方がないのですが、でも、いまの映画よりもワクワク感というか見やすいし、なんだか夢がありますね。ただ最後はどんなエンディングなんだろうと思っていましたが、「へっ? これで終わり…!? 」という、個人的にはあっけない幕切れという印象でしたが…。
首を長くして待っていた…というほどではありませんが、はじめて観るのが映画館で観られて、個人的に嬉しいです。終戦の日だったこの 8月 15日は、大型の台風 10号が西日本を縦断するということで、山陽新幹線が新大阪から小倉間の終日運休を前日に決めるなど、朝映画館に着けるとは思うけれど、帰りの電車が走ってるかどうかという心配もあったし、お店など臨時休業するところもあって、もしかしたら大阪ステーションシネマ自体休業してたらどうしよう…と思ったりしながら行ったのですが、無事観られ、帰りも雨はあったものの、そこまで酷い暴風雨もなく良かった。
普段メーンのブログでは、酒呑んだりギャンブル、主には競馬で負けた…とか愚痴ってることが多い気がするオイラですが、一応社会人やっていて、とある労働組合の組合員でもあったりします。以前、労働組合の呼びかけで現在の政権の問題などについて語るシンポジウムのような集会に参加したことがあり、そこにパネラーというのかゲストというのか、講師とは違うのでしょうが、望月衣塑子様もいらっしゃっていて、時間がいくらあっても足りないぐらいという感じのあれやこれやと沢山のお話をされておられたのを聞いたことがあったのも大きかったのかもしれませんが、新聞記者という映画を観ました。
ツイッターのタイムラインやフェースブックのニュースフィードでこの映画のことをチラチラと目にするのも見る決心をした一助になってます。
さっそく映画館に着くと…。
へっ!? …という感じ。昨年のカメラを止めるな! 依頼じゃないか、満席で見られないの…と、トホホな気分になっていましたが、不幸中の幸いというか、次の上映はまだ半分以上空きがあったのでそれを見ることにしました。
映画はちょっと構えて見てしまいましたが、いまのこの時期にこういう映画が上映されるというのも興味深いですね。
この映画、これに近いことは現実にあるようですが、ここまでヒドクはないとは思いたいのですが、事実は映画より酷い可能性もありますが、そうじゃないことを願いたいものです。
ラストについては、う~ん…と言う感じでしたが…。でも、見られて良かったです。
公開前から気になっていた映画、今日も嫌がらせ弁当を観ました。この映画は、実話に基づいたお話だそうで、そう言われれば以前嫌がらせ弁当がネットでちょっと話題になっていたような気もします。ただたいして興味もなかったので、あまり気に留めなかったので、そのとき話題になっていたのが今回の映画のものかどうかわかりませんが…。
実話に基づいて…というと、昔見た電車男やビリギャルもなかなか楽しめましたが、今回観た今日も嫌がらせ弁当も楽しめた一作でした。実際映画館で何回か笑いも起きてましたよ。
ストーリーは、反抗期の娘の態度に腹を立てた母親が、娘が態度を改めるまで嫌がらせ弁当を作る…というもの。実際に著書にまとめられたのかどうかは知らないのですが、ブログなどをしていたようなので、どういうお弁当か映画を観る前から知ってる方も多数いらっしゃるのかもしれませんが、オイラは知らなかったので、お弁当で、ちょっと笑ったり…。
公開してまだ一週間も経っていないので、予告でも母親が倒れてるシーンもあったので、少々は内容に触れてもいいのかなぁ…と思いつつも、ストーリーはざっくりと端折 ( はしょ ) りますが、娘の高校生活 3年間ずっと続いた ( らしい… ) お弁当。そんな娘がいよいよ高校を卒業するというときの最後のお弁当はどういうお弁当なんだろう? と思っていたら、「そう来たか…」というお弁当でしたね。涙腺が緩んでるおっちゃんは、うるっときちゃいましたよ。
むちゃくちゃ楽しみにしていた映画ではありませんでしたが、ちょっと期待していた映画だった今日も嫌がらせ弁当は、十分 ( じゅうぶん ) 期待に応えてくれた楽しめた一作です。
オイラは結婚もできていないし、こどもを産んでもらったこともないので、親子のこういうのを実体験として感じられないのが寂しいところですね。実際にこどもがいらしてお弁当を作ったりしてる、もしくはしていた方が見ると、オイラ以上にいろいろ感慨深い思いがあるのでしょうね。母親なら猶更いろいろ感じるところが出てくるのかもしれません。
まぁ、本当に、笑いあり、涙ありの作品でした。
朝も早よから hair の乱れを せっせとせっせと整える~
ポマードべっちょり クールでバッチリ 永ちゃんになりすます
…アラジン違いですね。すいません。
ディズニーのアラジンの映画を観ました。
こどものころ、アラジンと魔法のランプだったかな…、そんなアニメ作品を観たような、うろ覚えな記憶があるのですが、魔法の精が出てきて「 3つ願いを叶えてやる… 」とか言っていたのと、なんか指輪の精っていうのが出てきたような気がしたけれど、なにせうろ覚えなので何か別のアニメ作品と勘違いしてるのかも?
こどもの頃に観たアニメの話はおいといて、今回は実写版ですね。アラジン。美女と野獣もよかったけれど、この作品も見応えありましたね。ちょっと、所々、「あれ? この映画ってミュージカルなの?」って思っちゃうような、歌のシーンも多々あったような気もしますが…。
有名なお話なのでストーリーを知ってる人の方が多いのかもしれませんが、オイラも過去に観たのうろ覚えだったし、アラジンってこんな話だったんだ…。ってことで、やはりネタバレにつながるようなストーリーは書くべきではないんでしょうね…。
でも、ラスト間際のシーンは、予測通りでしたが、おっちゃん、ちょっとホロッと涙で目が潤んでしまったよ。年取って涙腺が緩くなってきていたけれど、映画を観て泣いたの久しぶりな気がする。うん、やっぱりベタが好きなんだな、オイラ。
そういえば、昔 MVS ( NEO GEO ) で、キング・オブ・モンスターズっていうビデオゲームがあったなぁ…と、ふと思い出しながらゴジラ キング・オブ・モンスターズを観てきました。元々見ようかどうしようか迷っていた映画ではありましたが、月曜日は auマンデーでTOHOシネマズでは 1,100円で映画が見られるし、TOHOシネマズで他にこれといって見たい映画もなかったので…。実は以前からTOHOシネマズがだいたい 100円値上げするとは知っていたのですが、秋からだとばかり思っていたら 6月 1日からでした。一般料金は 1,900円でした。で、auマンデーのクーポンをかざしたのですが、1,300円でした。思ったより 200円高くつきましたが、それでも通常より 600円安いからお得ですね。
5月 31日から公開ということで、公開からまだ 4日だし、さすがに内容には触れられないでしょうが、ネタバレに近いことも少々書くので、これから楽しみにしてる方はこの先はスルーしてくださいね。
一昨年だったかな? 日本でもゴジラが公開されました。日本の場合はゴジラを倒せず、結局凍結したんでしたっけ? しかも被害はほぼ日本国内でおさめたのですが、ハリウッド版は、とにかく倒そうとしますね。何年か前にもハリウッドでゴジラが作られましたが、やけに速く走るゴジラに、総攻撃をかけ仕留めていたかな? 今回は怪獣と書いていいのかな? モンスターがいっぱい出てきて大暴れ、世界中が被害にあってますね。攻撃もド派手で、う~ん、なんだか日本と USAの文化というか考え方の違いをまざまざと見せつけられるような感じ。そしてハリウッド版らしく、ファミリー愛も描いてますね。キドラは飛べるから強いんですが、ゴジラも強ぇ~。で、すったもんだでモンスター達の対決は一応終息を迎えるのでした。
エンドロールでは懐かしのメロディーも流れていたりして、往年のファンも最後の最後で懐かしめるのではないかと…。
映画のストーリーとは関係ないですが、髪の長いイメージが強かったので、一瞬誰かわからなかったアジアンビューティーなチャン・ツィイー様が出ておられましたが、渡辺謙様と一緒におられたせいか、最初一瞬だけですが、南果歩様かと思ってしまったよ…。
いやぁ、やっぱりストーリーに触れずに映画のことを書くのは無理があるかな。なんか日本のゴジラやモスラを見てた人としては微妙ですが、ゴジラが嫌いじゃなければ、見応えのある映画かな。
以前、話題になっていたので相棒、アンフェアの映画を観たのですが、テレビドラマを観ていなかったので、観ていて人間関係などがわからず、それほどおもしろくなかったという、当たり前といえば当たり前の目に遭いましたが、今回観たコンフィデンスマンJPは、テレビドラマを全話見ていたので、そういうこともなく、楽しく見られました。
最初はちょっとイラッとする部分もありましたが、あのノリでコンゲームが始まりましたね。あとはテレビシリーズで出ていた人たちもちょろちょろ出ていたので、テレビドラマを楽しんだ人は頼める要素ですね。
ちなみに映画の予告編を初めて見た時に、氷姫を最初にみたとき、帽子に隠されて顔のちょこっとしか見えなかったシーンを見た時、椿鬼奴様かと思った…。竹内結子様だったんですね。
どこからコンゲームだったのかな…ってことで、まんまと騙されたかな…。
まだ公開されて 1週間も経っていないので、ネタバレは書けませんが、…とくにこの映画ではネタバレを書いたら面白味がすべて消し飛ぶので書けませんが…。最後…いや、やっぱり書いたらダメですよね。
ちょっと気になっていた映画、ウトヤ島、7月22日という映画を観ました。映画のタイトルにあるウトヤ島というノルウェーの平和な島で 7月 22日に起きたテロ事件を扱った映画です。オイラ、恥ずかしながらこれほどの大虐殺が行われたテロ事件にも関わらず、この事件のことを知りませんでした。で、ちょっとだけ調べたのですが、この事件が起きたのは 2011年だそうです。2011年といえば東日本大震災が起きた年で、日本では原発事故も相まって復興の目途も経たない状況も多くの地域で続いていたし、電力不足なんて言われていて、まだまだ震災の傷跡が癒えない状況が続いていた夏でしたので、海外のニュース自体扱いが少なかった気もしますし、大量虐殺というのを報道するのをあえて控えてしまっていた可能性もあるので、実際にこの映画を知らなければ、単独犯による史上最多の殺戮テロであるこの事件を一生知ることがなかったかもしれません。
このウトヤ島、7月22日という映画は、ワンカットという映像の手法が取られた作品で、爆発的なヒットとなったカメラを止めるな!の前半部分のように、ひとつのカメラでずっと追うような感じの流れになっています。そのため一般的な ( ? ) 映画なら、若者の逃げるシーン、隠れる若者のシーン、そして謎の犯人が銃を乱射するシーンなど、いろいろな角度からの映像が流れるのですが、本作品にはそれがなく、独特な作品感に仕上がっています。
これより下にはネタバレを含む内容を書きますので、これから本作品を観るのを楽しみにしている方は目を通さないようにお願いいたします。
まず、字幕で、7月 22日に政府庁舎でテロ事件が起きたことを伝え、爆発の映像が。その後本作品のメーンの舞台であるウトヤ島に話は移ります。
ノルウェーの事情はよくわかりませんが、労働党の青年部が行っていたサマーキャンプ。海で泳いだり、バーベキューしたりダンスしたり、そして討論なども行われる毎年行われているイベントのようですが、テロ事件の情報が入り、若干雰囲気が暗転しているところから話は始まりますが、それでもサマーキャンプを楽しもうとしていた夕方ごろ、銃声と逃げ惑う若者たち…、一瞬にして事態は急変してしまいます。
この映画の主人公と捉えていいのでしょうね。カヤという少女が仲間とともに逃げますが、はぐれた妹を探しに仲間とはぐれ単独行動を取ります。犯人に見つかったりしないだろうか? とドキドキの展開です。とにかく突然の出来事にカヤや仲間たちも状況がよくわからず、犯人が複数だとか警官が銃を撃っているとか錯綜と混乱の中、海岸の方に逃げ、救助が来るのを待ちますが…。時々止むわずかな時間はあるものの、続く銃声、悲鳴…。一瞬チラッと犯人らしき人物が映るものの、本作品ではあくまでも恐怖に怯え逃げ惑い…でも生きようと懸命な若者たちを中心に描く作品、正直言うと、ストーリーとしてはどうなんだ…と思うのですが、おそらくそれはオイラが先にも書いたように、この事件を知らないから感じる不満であって、ノルウェーの人たちは、当然のように知ってる人たちが多いでしょうから、あえて余計なストーリーだの犯人の行動などをカットして、若者たちの恐怖や懸命さを、言葉や事件にいたるまでの若者たちの生活などのサブストーリーをバッサリ排除して、ワンカット映像で観客にも同じ 72分のわけもわからない突然の恐怖を体験させようとした作品なのでしょう。
おそらく、この事件を事前に知ってる人はこれで衝撃作として高い評価をするのでしょうが、正直言って、詳しいことを知らないオイラはおいてけぼり感を受けてしまったというか、たしかにこういう手法で見せるというのには、凄いと思う部分もありながらも、なんだかちんぷんかんぷん感があって、いまひとつな印象になってしまいました。
最後、カヤは撃たれたの? 救助に来たボートで妹のそばに横たわっていたのはカヤなの? 助かったの?? と、最後も釈善としない終わり方でしたし…。オイラがひねくれているだけかな?
以上、ネタバレを含む映画の感想でした。
ちょっと意欲作ではあるのでしょうけど、結局わかりにくいところも多いし、ワンカットゆえの間延びしたように感じたシーンもあって、オイラのこの作品に対する評価はそれほど高くないですが、気になっていた映画でしたので、観られてよかった作品ではあります。