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 大阪ステーションシネマで行われている午前十時の映画祭で、現在ローマの休日が上映されているんですよね。オイラ、前回か前々回の午前十時の映画祭でも、オードリー・ヘプバーン様が出演されていたティファニーで朝食をを鑑賞しました。やっぱり素敵ですね、オードリー・ヘプバーン様。その以前スクリーンでティファニーで朝食をを観たときに、オードリー・ヘプバーン様が出演されている映画ではローマの休日を観たいと書きましたが、ようやく念願が叶ったというところですね。
 なんといってもカラーではないというところに時代というか歴史を感じますね。いまの技術力を持ってすれば、この作品に色を当てはめることも可能かもしれませんが、それは興味がありつつも、作品の歴史的価値を考えればしてほしくない行為なのかもしれませんね。

「ローマの休日」が世界に与えた5つの影響


 オイラは、もう 50歳が見えてきた年齢ですが、このローマの休日、真実の口のシーンやバイクで二人乗りをしているシーンなど一部あまりにも有名なシーンはテレビやネットや紙面で何度も観たことがあるものの、ストーリーはほとんど知らないんですよね。なので、自分の想像では王妃が休日のときにお忍びで出歩いていた時に、ひょんなことから新聞記者と出会って行動を共にして、最後は二人が結ばれるのかな…、と勝手にストーリーを妄想していたのですが、随分違いました。あまりにも有名な作品で、寧ろこの作品に興味があるのに観たこともなくストーリーを知らないというオイラのような奴が稀 ( まれ ) だとは思うのですが、もしかしたらオイラのように、オードリー・ヘプバーン様の代表作と言って過言ではないこの作品が、午前十時の映画祭で上映されると知って、スクリーンで見るのを楽しみにしてる方が、うっかりこのブログに迷いこんでしまったことを考えて、例によってネタバレに繋がるストーリーをあまり書かないようにしておきますが…。
 ほぼ無名だったオードリー・ヘプバーン様の名を世界的大スターとして知らしめたこのローマの休日は、やっぱりオードリー・ヘプバーン様の魅力が一番の映画の魅力になっていると思いました。まぁ、オイラが単にオードリー・ヘプバーン様好きだから贔屓目も大きいのかもしれませんが…。王族と一般人が恋に落ちるというストーリーは多々あるのですが、もしかしたらこの映画の影響で、後にそういう作品が多く出たのかもしれませんね。そのへんはよくわかりませんが…。
 しかし、この映画、テレビスタサイズっていうんですか? 以前アナログ放送だった頃の 4対 3の画像サイズみたいですね。映画も昔はワイドサイズじゃなかったってことかな? 1953年の作品 ( 日本では 1954年に公開されたそうです ) ですから、半世紀以上も前の作品なんですね。いまの映画と比べると派手さもないし単調なつくりに見えるのは技術や道具の進化などの影響なので仕方がないのですが、でも、いまの映画よりもワクワク感というか見やすいし、なんだか夢がありますね。ただ最後はどんなエンディングなんだろうと思っていましたが、「へっ? これで終わり…!? 」という、個人的にはあっけない幕切れという印象でしたが…。
 首を長くして待っていた…というほどではありませんが、はじめて観るのが映画館で観られて、個人的に嬉しいです。終戦の日だったこの 8月 15日は、大型の台風 10号が西日本を縦断するということで、山陽新幹線が新大阪から小倉間の終日運休を前日に決めるなど、朝映画館に着けるとは思うけれど、帰りの電車が走ってるかどうかという心配もあったし、お店など臨時休業するところもあって、もしかしたら大阪ステーションシネマ自体休業してたらどうしよう…と思ったりしながら行ったのですが、無事観られ、帰りも雨はあったものの、そこまで酷い暴風雨もなく良かった。
 

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