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先週にもチラッと書きましたが、5月10日の後藤の日に後藤の語!という本を買いました。
オイラは、後藤の語!が掲載されていた UMAJIN という雑誌を読んでいないので、この本に書かれていることは初めて読みました。後藤の語!の感想というよりは、後藤浩輝騎手のことを思い出しますね。ちょっと後藤浩輝騎手のことを書いてみたくなりました。
オイラが競馬にはまったと言えるのは1999年のこと。…といっても、A-PAT会員になったのが2001年、それからJRAで携帯電話だけでなくパソコンのインターネット投票ができるようになったのが2004年あたりだったと思うので、それまでは毎週のように馬券を買うということができなかったのですが、PATソフトなどがなくても買えるようになってから、ほぼ毎土日馬券投票できるようになってからは、まだ10年ちょっとですが、オイラの競馬歴も15年を軽く超えてしまいましたね。
で、話を戻しますが、競馬にはまり始めた頃より以前から馬券を買うという行為は時々行っていました。で、そのころ、後藤浩輝騎手は後輩騎手を木刀で滅多打ちに(?)してJRAの謹慎処分では最長記録らしい4ヵ月の騎乗停止処分を喰らったようです。オイラなんかは、「暴力騎手がが何で騎手を続けられるんだ?」と嫌いな騎手でした。当時というか、その事件以降「木刀」なんて呼ぶウェブサイト(当時はブログは普及してなかったので、個人でもレンタルサーバーなど借りて、通称「ホームページ」と呼んでいましたが、ウェブサイトを作成していました)も多く、オイラも後藤騎手のことを「木刀」と書いていた時期もありました。もっともそのころ借りていたウェブサイトはもう無いのですが…。
しかし、インターネットなどでいろんな情報を見たりするうちに、後藤浩輝騎手の評価は変わりました。たしか2001年だったと思いますが、ナインティナインのお二人がJRAのイメージキャラクターとしてCMをされていたとき、マイジョッキーというのをやっていましたが、有馬記念の行われた日、レース終了後、イベントみたいなことをやっていました。一位だった蛯名正義騎手がサンタクロースの恰好をして登場した中、後藤浩輝騎手は村田一誠騎手とコンビを組んで、ビッグマックの恰好とドリンクの恰好をして登場し、「ビッグマックです」「ドリンクです」「二人合わせてバリューセットです」とかやっていたのを、阪神競馬場のモニターで見ていました。オイラは「ポテトがいないやん」とか心の中でつっこんでいた気がします。
それからずっと先の話ですが、トリビアの泉でインタビューで微妙な空気にした騎手がいる…と紹介されたりもしていましたが…。
武豊騎手会長を筆頭(?)に、笑いにも貪欲な栗東所属騎手と違っておとなしい感じのする美浦所属騎手の中では異質なキャラだったかもしれませんが、ある意味騎手なんて稼業は普通人とは違う破天荒なキャラがいてもいい世界な気もしますし、最初のころの印象とは大きく変わり、オイラの中ではいつの間にやら後藤浩輝騎手は好きな騎手になっていきました。
そんな後藤浩輝騎手、昨年のクラシックシーズン前に突然の自殺…。最初、ツイッターのTLで見たとき、「冗談にもほどがある」と思っていたら、事実だったのに驚きを隠せなかった…。落馬による怪我によって苦労も多かったと思いますし、先にあげた暴力事件も騎手生活の中で影を落としていたかもしれません。でも、いろいろあっても明るいキャラクターでファンを魅了したお方。昨年の自殺報道を受けたあとも書きましたが、仮に騎手を続けられなくなっても、競馬メディアで持ち前のキャラで活躍されると思っていたのに…。残念です。
で、後藤の語!を読んだら、自殺前の葛藤みたいなものもあるのかな? と思っていましたが、この本は UMAJIN での連載がそこまでだったのか、この著書のための編集でそうなったのかわかりませんが、最後の話は2014年の3月のお話だったので、自殺の1年前までだから、ここから1年、ずっと悩んでいたのか? とにかく読み終えて、やっぱり残念ですね。
この本がいつ発売だったのかわかりません。もしかしたら後藤の日を意識して5月10日が発売日だったのかもしれません。オイラは5月10日、たまたま早起きしたので、「ちはやふる」という映画の上の句と下の句を1日で一気見するときに、上の句と下の句の時間の空きが長かったので、ヒマつぶしになんとなく寄った大型書店で、この後藤の語!が目立つところに置いてあったので手にすることができました。そのときは5月10日ってとくに意識していませんでしたが、個人的には偶然が重なって手にすることができた本ですが、タイミング的には運命に導かれて購入したのでは? とさえ思えます。昔、某人気ドラマの主題歌で「あの日、あの時、あの場所で、君に逢えなかったら、僕等はいつまでも、見知らぬ二人のまま」なんてありましたが、本当に、ちょうど一週間前、お仕事が休みなのにやたら早起きしたんで、「火曜日はTOHOシネマズで1,400円で映画鑑賞できるな」と思ったときに、午前9時からちはやふるの上の句をやっているので、「これ、今日上の句と下の句と一気に見たろう」と思い映画館目指していなかったら、大型書店に立ち寄ることもなかったでしょう。そうすると、この後藤の語!という本を手にする機会が訪れたかどうか怪しいですからね。仮に、別の日に書店で見かけても、本体価格2,000円の本を衝動買いできるかどうかも疑問ですしね。人生ってタイミングですよね。
この本ページ数もそこそこあるのですが、いま流行りというかよくある、文字大き目で行間も広い本なので、自分の予想より早く読み終われました。それにしても、後藤浩輝騎手と福永祐一騎手って仲が良かったんですか…。年齢的には近いのか…。
まぁ、そんなこんなですが、久しぶりに雑誌じゃない本を読んだ気がしますが、本かさ張るので、この後藤の語!もずっと手元に置いておきたい一冊といまは思っていますが、手放すかもしれません。そろそろ電子書籍の購入を考えてみようかな、家内にWi-Fi機能つきのルーター買ったし…。
また機会があれば読書感想文なんてのも書いてみたい気がしますが、たいてい「また今度」「またいつか」「時間のある時」などと書いて、後に感想文などを書いた試しがないので、読書感想文までは書かないだろうなぁ…。
クセのある騎手でしたし、アンチも多かったかもしれませんが、ファンも多かったと思いますし、ファンに愛されたキャラクターだったのではないでしょうか? この本を読んで、もしかしたら自殺するつもりなんかなかったけれど、例えば怪我のリハビリで牽引しようとしていたとか、何かネタの練習中に誤って…とか、まぁ、警察が事件性は非常に低くすぐに自殺と見解したようなのですが、あるいは極度の鬱状態で突発的に自殺されたのかもしれませんが、本当に突然のことで非常に残念です。いまの時代、これほどキャラクターのある騎手が育つのは難しい気がしますので、惜しい死となってしまいました。あんまりこれ以上書いても、同じような表現の繰り返しになりますので、このへんで文章を終えます。
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