自分では、この前観た3D映画が今年最後に映画館で観る映画かな…と思っていましたが、今日、ふと観に行きました。あさひるばんという映画。この映画を観るきっかけは、たしかダイヤモンドザイという雑誌だったと思うのですが、桐谷美玲様がインタビューに出ておられて、この映画のことに触れていたので、ちょっと興味が湧きました。加えてロケ地が宮崎だということで、更に観てみたくなりました。オイラ、物心ついたときには大阪で暮らしていましたが、産まれたのは宮崎らしい…。子供の頃は宮崎に帰った(?)ことも何度かあったのですが、正直、映画を観てても懐かしい…という感動がなかった…。よく覚えてないというよりもサッパリ知らないといった感じ。でも、宮崎県と聞くと、ちょっと好感が上がってしまいます。そういえば、斉藤慶子様は、たしか宮崎県の出身でしたよね。
では、ストーリーをムービーウォーカーから抜くと…
高校時代野球部にいた浅本・日留川・板東の3人組は、名字をもじって『あさひるばん』と呼ばれていた。甲子園出場を目指していたが、あと一歩というところ でライバル校の野沢に打たれてしまう。それから30年。それぞれの道を歩む3人のもとに、野球部マネージャーだった幸子(斉藤慶子)の娘・有三子(桐谷美 玲)から手紙が届く。その手紙は、入院中の母に会いに来てほしいという内容だった。彼らにとってマドンナだった幸子が病気であること、いつの間にか子供を もうけていることに驚いた浅本(國村隼)・日留川(板尾創路)・板東(山寺宏一)の3人は、久しぶりに故郷・宮崎に集結する……。
というもの。
このテのストーリーはよくあるベタな話しで、今回の映画に限らず、マンガ、アニメ、ドラマ、あるいは小説でも、似たようなストーリーは探せばいくつかあると思います。海外受けはよくわかりませんが、日本でよく見るベタなストーリーだと思います。ただ、そんなありがちなストーリーだからこそ、設定、俳優、演出で面白さがガラッと変わるのではないかと思います。例えは違うかもしれませんが、落語などで、饅頭怖いや時蕎麦など、同じ話しでも噺家によって面白かったりそうでもなかったり、また印象が違って聞こえたりするのに似ているのかもしれません。そういうわけで、最後はこの人とこの人はこうなるのかな? とか、お父さんはこの人か…? というのが、やっぱりそうなったか…という爽やかストーリーでした。ほのぼのしている作品ですし、それなりにお薦めの映画ですが、オイラが観に行った映画館では明日の20日の金曜日がラストみたいで、他の映画館も金曜日が最後っていうところも多いのかもしれません。観る機会がある方はどうぞ…。
<!-- ここから、ネタバレ -->
有三子の結婚を機に、昔の親友3人が結集。マドンナだった病気の幸子と元3人の監督でもあった父親との仲直りを画策し、最後は和解したようです。そして、有三子の父が議員だったようで、松平健様だけに、ムスコが暴れん坊将軍だったのかな?
で、最後、ばんさんが刑務所に戻るんですが、ラストシーンがよく覚えてない。3人で手を当てあう気合入れで終わったんだと思うけど、刑務所前で終わったんだっけ? まっ、いいや…。
<!-- ここまで、ネタバレ -->
オイラ、最近ブログであんまり露骨に書いていないけど、桐谷美玲様はかなりお気に入りの女性タレントで、はっきり言って、彼女が出るから観たようなもんです。で、もうひとつの理由は先に書いたように宮崎県がロケ地ですから…。祖父が亡くなり、今年祖母も亡くなって、もう宮崎に帰る…ということは無くなるかもしれませんが、自分の生まれた県ですし、時間取れたら、ブラリと遊びに行ってみたいな。あと、歌が懐かしかった…。
ちなみに、有三子、要するに桐谷さんのウェディングドレスは、めっちゃ綺麗というか可愛い♪ 将来、こんな花嫁さんの隣に立てる男は羨ましいネ。
こんなことばっかり書いてると、下の写真の人文字のように言われそうですね。